無条件の愛情…家族を守った犬のストーリー

もしかしたら、このニュースはお聞きになったことがあるかもしれません。私たちの心に響いた出来事でした。そして、今も記憶に残る話。

2011年12月のこと、フィリピンの2才の犬、カバン(Kabang)は、自分の顔の半分を失っても2人の少女の命を救いました。 そして、今年6月、カバン(Kabang)は、世界中からの募金でアメリカに渡り、専門獣医師の集中治療を受けて、また家に戻ることができました。

多くの人々が、カバン(Kabang)の無条件の愛を感じました。だから、恩返しをしたいと実現したのです。

無条件の愛情とは、まさに、このことです。

もしかしたら、このニュースはお聞きになったことがあるかもしれません。

私たちの心に響いた出来事でした。そして、今も記憶に残る話。2011年12月のこと、フィリピンの2才の犬、カバン(Kabang)は、自分の顔の半分を失っても2人の少女の命を救いました。 そして、今年6月、カバン(Kabang)は、世界中からの募金でアメリカに渡り、専門獣医師の集中治療を受けて、また家に戻ることができました。多くの人々が、カバン(Kabang)の無条件の愛を感じました。だから、恩返しをしたいと実現したのです。

写真 careforkabang.com

カバン((Kabang)ビサヤ語で「ぶち」という意味)は、普通の雑種犬でした。子犬の時に捨てられていたのを、ルーディ・バンガルさんに引き取られました。その生涯の大半は、愛すべき家庭犬として育ちました。

すべてが変わってしまったのは2011年12月の事故でした。バンガルさんの9歳の娘と3歳の姪が、南ザンボアンガ市の車の多い通りを横切ろうした時のことです。目の前にバイクが突進してくるのに気づき、カバンはバイクに飛びついて倒したのです。バイクの運転手と子ども達は、軽い打撲ですみましたが、カバンはバイクの前輪に挟まれてしまいました。それが原因で、勇敢に子ども達の命を救い、大怪我もさせなかったものの、その代償は大きいものでした。カバンの高い鼻と上顎はそぎ落ちてしまったのです。

カバンが負った大怪我と危険をかえりみない勇敢な行動の話は、すぐに広まりました。しかし、フィリピンの獣医師は治療をすることができませんでした。その時、ニューヨーク州バッファローの救命救護看護士のカレン・ケンゴットが、そこで立ち上がり、カバンをアメリカに呼ぶための募金を集めるキャンペーンに乗り出しました。動物福祉団体の連携を受けて、キャンペーンは2012年夏、新たに動き出しました。4週間後、募金目標を達成し、カバンは、カリフォルニア大学デイビス校獣医科病院で治療を受けることができました。7ヶ月の入院の医療費は、世界47ヶ国から集まった募金$27,000で賄われました。

UCデイビス獣医科フランク・ヴェルストラーテ教授によると、カバンの顎と鼻を再生することは医者にはできないことで、まず、腫瘍やイヌ糸状虫のような、他の病気を治療して、 傷を癒したいということでした。カバンは、イヌ糸状虫その他の治療のために化学療法を受けました。治療が終了したのは、2012年2月のことです。カバンの頬、首、額から皮膚を取り、3月の手術の際に、顔面にむき出しになっていた敏感な部分を覆うように移植されました。

カバンの故郷のホームドクターであり、チーム・カバンのリーダーである、アントン・リム獣医師は、 カバンは「無条件の愛情」のシンボルとなったと言います。

「もし愛犬に無条件の愛情を捧げたら、もちろん、愛犬はそれに応えてくれるでしょう。 カバンは2人の命を救いました。だから、世界中が協力して、カバンを救ったのです。誰にとっても、カバンは象徴的なことを成し遂げたと言えます。」